ユニクロの有料紙袋は本当に頑丈か 霧吹きとダンベルで検証すると衝撃の結果に
有料化のタイミングに合わせ、紙袋の強度や問題点を改善したユニクロおよびGU。実際に検証してみると…。
■3キロのダンベルを入れるとまさかの…
さすがにユニクロで総重量3キロを超える買い物をするケースは稀かと思うが、「ものは試し」といった感覚で3キロのダンベルを袋に入れ、持ち手を握ってみる。
ズシッとした重みと、袋の底を強く引っ張られている感覚は強いものの、紙袋は破けることなくダンベルの重みを支えることに成功。持ち手をフックに下げても、持ち手部分や袋本体が裂ける心配はなかった。
とはいえ同等の重みを長期間支えたり、徒歩での移動による振動などが加わると、うっかり破けてしまいそうな危険性はヒシヒシと感じられる。しかしギリギリであっても3キロの重みに耐えられるのであれば、衣類を詰める分にはほぼ問題なしと言えるだろう。
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■水に濡れるとどうなる?
続いて霧吹きを使用し、紙袋の内側と外側に水をまぶしてみる。匂いを嗅いでみたが、ごく普通の紙が濡れたときの匂いがするだけで、これまでのようなパンチの効いた異臭は全く感じない。
生乾きのタイミングを狙って再び匂いを嗅いでみたが、異臭はしなかった。かかった水が染み込むというより、「水滴が付着する」という状態になっており、従来と比べて撥水性がかなり高まっていることも伺える。
続いて駄目もとで濡れた紙袋にダンベルを入れてみると、なんと満身創痍の状態でも3キロの重みを支えることに成功。しかしベストコンディションと比べると紙質が弱くなっているようで、ダンベルを配置した部分が明らかに出っ張り始め、数分同じ状態を維持していれば破けていたかとも思われる。
そうはいっても、これまでの紙袋と比較したら劇的にクオリティが向上しているといって差し支えないはずだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)