『アクタージュ』を激推ししていた記者に原作者の逮捕について聞いた結果
原作担当のマツキタツヤ氏が逮捕され、打ち切りとなった『アクタージュ』(週刊少年ジャンプ)。激推ししていた記者に今の気持ちを聞いた結果…。
週刊少年ジャンプの人気漫画『アクタージュ act-age』の原作担当である「マツキタツヤ」こと松木達哉容疑者が強制わいせつの容疑で逮捕された。
事件から2日後の10日に、週刊少年ジャンプが連載終了を報告。事実上の打ち切りに、ファンから悲しみの声が相次いでいる。
■1ヶ月前には当サイトでも作品を紹介
当サイトでは7月3日に「ポスト鬼滅と話題『アクタージュ』12巻発売 表紙の「対比」に感動の声」という記事を配信している。
執筆を担当したライター・宝田洸太氏による持ち込み企画で、もともと当サイトでは漫画を取り扱うことが珍しいものの、「ドラマ化、映画化間違いなしな作品なので!」という熱意を受ける形で記事化した。
そのからわずか1ヶ月後に打ち切りとなったワケだが、激推していた立場として今どんな心境なのか聞いてみることにした。
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■愛読書だったが「手に取ることに抵抗感」
ーー事件を知ってどう思いました?
「まず前提として、私は性犯罪を絶対に許しません。内容も卑劣極まるないもので、いくら作品を愛読していたからと言って擁護するつもりもありません。『アクタージュ』は全巻単行本で買い揃えるくらい好きな作品でしたが、正直今では視界に入るだけで複雑な気持ちになる自分がいます。
もともと作者と作品を分けて考えるタイプなので、『作者が品行方正じゃないと作品が読めない』みたいなことはなかったんですが、今回はさすがに別。マツキ先生の逮捕を知り、事件の内容を知ったあとは、正直手に取ることに抵抗感が生まれてしまいました。今までは最低週一回は読み直すくらい好きだったんですが……」