ユニクロの紙袋、今日から一枚10円に ユーザー歓喜させる秘密があった

9月1日より有料化となるユニクロの紙袋。しかし、一枚10円に相応しい進化を遂げており…。

2020/09/01 05:45



■衣類を詰め込んでビショビショに濡らすと…

新しい紙袋は霧吹きの水を吹きかけられた後も異臭を放たず、3キロのダンベルを中に入れても破れることはなかった。しかし、そもそも前提として、ユニクロでダンベルを買うケースはあり得ないし、昨今のゲリラ豪雨の凄まじさは霧吹きの水など比ではない。

紙袋

今回の実験では、記者が以前ユニクロで購入したTシャツおよび、パンツ類を使って強度を検証していく。

紙袋

最もコンパクトな「小」サイズにTシャツを7枚、パンツを2本入れると、袋はクリスマスの七面鳥を連想させるほど膨らんだ状態に。

紙袋

恐らく店頭でこの量の買い物をした場合は、ツーサイズ上の袋を手渡されることだろう。ちなみに総重量は2.2kgとなっている。

紙袋

続いて風呂場に紙袋を設置し、シャワーで勢いよく放水を開始した。


関連記事:ユニクロ、紙袋の有料化にユーザーは悲鳴 一番ネックなのは金額でなく…

■完全にノーダメージ

紙袋

約20秒ほど水をかけ続けたが、紙袋の撥水性がかなり優秀なようで、表面は「濡れている」というより「水滴が付着している」とでもいうべき状態に。通常、この手の紙袋が濡れるとその部分が黒く変色するのだが、そういった変化もなし。旧型の紙袋が発していたような異臭も、全く感じられなかった。

紙袋

念のため中身を取り出してみたが、水が紙袋内部に浸透した様子もなく、衣類は全然濡れていない。これならば横殴りの雨が降ったとしても、袋の口部分さえ塞いでいれば、中身が台無しになる恐れはないだろう。

紙袋

水に濡れて袋自体が崩れてしまう心配もなく、何なら乾かしさえすれば、畳んで保存してからの再利用も可能に。紙の性質上、多少はパリパリとした固い感触は残ってしまうが、有料紙袋としての及第点は満たしている印象を受けた。

・合わせて読みたい→ユニクロ、紙袋の耐久性に悲鳴 店員直伝の防御力アップ法が最強だった

(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

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