危険すぎる台風中継で批判浴びた『グッディ』 台風9号への対応に反響
危険な台風中継が問題視されている昨今。『グッディ』では、安全な屋内から中継を実施し、視聴者から反響が
2日放送の『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)では、九州地方に接近している台風9号の最新情報について報道。
台風接近に伴って雨風が強まっている地域からの中継も行われたのだが、安全面に配慮した対応に視聴者から反響が寄せられている。
■危険な台風中継が炎上
近年は非常に強い勢力を保ったまま接近する危険な台風も多く、NHKなどでは、安全面に配慮して屋内から窓の外を映すスタイルでの台風中継が行われている。
しかし、2018年9月に台風21号が四半世紀ぶりに非常に強い勢力で近畿地方に上陸した際、同番組は猛烈な暴風が吹き荒れていた中で屋外での中継を敢行。
担当した三田友梨佳アナウンサーは暴風に煽られ立っていることも困難な状況となり、中継が中断される事態に。この様子に、視聴者からは「危険すぎる」と批判の声が相次いだ。
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■安全に配慮された中継に変更
2日の放送では、台風9号が接近している長崎県五島市から中継。しかし、危険な屋外からではなく「海岸から離れた場所から、建物の中からお伝えをします」という前置きとともに、屋内から中継が行われた。
窓の外では、海岸に波が打ち付けられる様子などが映され、「外で取材をしていますと、立っているのもやっとというような風が吹いています」と、暴風が吹き荒れている様子が伝えられた。
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■「よかった」と反響
屋内からの中継であっても現地の状況は十分に伝わり、スタジオからは「安全な場所にしても音がすごい…」といった声も。安藤優子キャスターも「日本列島に接近する頃には、ある程度勢力が弱まっていることが通例だと思いますが、それほど海水温が高いということですね…」とコメント。
視聴者からは「珍しく建物の中からの中継やん」「五島の中継は室内からちゃんとしてた…よかった」と、安堵の声や安全面に配慮した中継スタイルを支持する反響があがっている。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)