阿部浩二、初のZeppTokyoワンマン決定でさらなる野望 「ここがゴールではないので」
28日にZepp Tokyoでのワンマンライブが決定している阿部浩二にインタビューを実施した。
沖縄に生まれ、その後世界中をギター1本で旅し、現在は東京を中心にライブ活動を行っているシンガーソングライター・阿部浩二。彼が、28日にZepp Tokyoにてワンマンライブを開催することが決定した。
今までにない大舞台でのワンマンライブということで、ライブへの意気込みや彼の活動について聞いてみた。
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■ライブ活動で47都道府県制覇
日々、様々な場所で数多くのライブをこなしている阿部。その数は年間300本にも及ぶという。
阿部:だいたい年間300本近くライブをしていまして、全国各地のライブハウスやバー、カフェなどを一人で周ってます。一月でいうと20日〜25日はライブしているのかな?
———数も凄いですが、かなり遠方でのライブも多いですよね。
阿部:そうですね。いつも電車とバスで現地に向かってて、例えば大阪でライブがあったら、愛知・岐阜・名古屋みたいな流れを組むようにしてます。なので、もう47都道府県は全部制覇しました(笑)
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■音楽修行でまさかの事態に…
音楽への熱意が凄まじい彼は、過去に音楽修行として海外を巡っていたこともあるという。しかし、若く金銭的にも厳しかったそうで、過酷な旅であったと振り返る。
阿部:10代の終わりから20代前半にかけて、アメリカとかメキシコとかカナダとか東南アジアとか…基本はあまりお金がかからないところをメインに行ってました。あと、インドとかは印象的ですね…また行きたいとかはないんですけど(笑)
———え、行きたくないんですか(笑)
阿部:はい(笑)当時は収入が路上の弾き語りのバスキング(投げ銭を集めること)だったので、かなり極貧な生活をしていたんですよ。一人用のテントを持って、菓子パンにジャムを塗って食べるみたいな。だから、次に行くなら修行ではなく、旅行として行きたいです(笑)
———なるほど…そのようなその日暮らし的な生活だと、様々なハプニングにも遭遇しそうですね。
阿部:金銭的な話ではないですが、メキシコで色々写真を撮っていたら軍隊に囲まれまして。そのまま拳銃を突きつけられて、カメラを没収されたことがありました。あとで聞いたんですけど、軍隊は絶対に撮ってはいけなかったらしくて…(笑)