弁当食べていたら30羽のカラスに襲われた? 市は「個体数減少にはゴミ管理徹底が大事」
公園で弁当を食べていたら大量のカラスに追い回されたと話題。被害にあわないためには…
■傘をさしてカラスに見つからないように
市の担当者は、「公園で弁当を食べる場合は、傘をさし、カラスに見つからないようにしたほうがいい」と話す。また、襲われることから身を守るためには、帽子をかぶることも有効だという。
カラスが「カッカッカッ」と小刻みに鳴いているときは、近くに巣がある可能性が高いので、その場から遠ざかる。または迂回したほうが良いとのことだ。
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■ゴミの減量化と管理の徹底
このような被害を減らしていくためには、「ゴミの減量化とゴミ管理の徹底が大事だ」と担当者は語る。そのため、札幌市でもゴミ減量化とゴミにネットを張るなどの対策を実施中。
「都会にカラスがいるという現実は変えられない。しかし、生ゴミなどの減量化によって、餌を減らすことでカラスの個体数も減少していく」と話す。なお、カラスの巣は電力会社などが撤去しても、また作られてしまうそうだ。
「一人ひとりが、カラスとどう共生していくか」について真剣に考え、その対策を実行に移すことが大事だという。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)