カズレーザー、菅内閣の少子化対策に疑問 「一番の問題は…」
『サンデー・ジャポン』に出演したカズレーザーが、少子化対策について私見。SNS上でさまざまな声があがる。
お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーが20日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に出演。不妊治療への保険適用の話題で、少子化対策について私見を述べた。
■不妊治療を少子化対策はまた別?
番組では、菅義偉内閣が掲げる不妊治療への保険適用の拡大について特集。現在、初期の不妊治療については保険が適用されているものの、「体外受精」などは保険適用外で高額だ。これが保険適用になることで、経済的負担が軽くなる家庭は少なくないだろう。
カズレーザーはこのことについて「少子化対策の一個の手立て」としたうえで、「これが一番いいアイデアだってのはちょっと違うと思ってて。不妊治療っていうのは、そもそも子供が欲しいのに授かれない方に向けたものであって、少子化というもので語るのは違う」と私見を述べる。
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■少子化は「制度的な問題」
さらに、「一番の問題は、若年層が子供をつくるにはお金がかかったりとか、子供を生むのに仕事を辞めなければいけなかったりとかっていう制度的な問題」とし、「そこを解決しなければ少子化なんて絶対に解決しない。そこを一緒にくらべるのは、ちょっと違うんじゃないかと思いますね」と問題を指摘した。
不妊治療の負担軽減も大切としながらも、少子化対策とはまた別の問題とする指摘に、SNS上では「ほんとそれ」「私も同意見です」など称賛する声もあがるが、一方で「がっかりする」「何を言ってるんだ」と否定的な声もみられるなど意見は割れている。
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■経済的に余裕なら子供を育ててもいい?
カズレーザーが指摘するように、経済的な事情によって子供をもつことに消極的になっている人も少なくないはず。
ちなみに、しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,653名に調査したところ、全体の45.9%が「経済的に余裕があれば3人以上子供を育てても良いと思う」と回答。性年代別で比較すると、全年代で女性よりも男性の割合が高い結果となっている。
また、別の調査では75.8%が「カズレーザーのコメントは的確だと思う」と回答しているが、今回の発言についても「よく言ってくれた!」と感じた視聴者は多かったのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・二宮 新一)
対象:全国10代~60代の男女1653名 (有効回答数)