都内の弁当屋が240kgのキムチ誤発注 絶望の中「亀戸の奇跡」が巻き起こる
東京にある弁当屋「キッチンDIVE」が発注に関するとんでもないツイートを投稿。その内容および、その後の展開に注目が集まっている。
■「亀戸の奇跡」が起こり…
今回のキムチ仕入れ代金販売管理費運送費入れたら500円で売ったら利益なんて無いよ。赤字覚悟で販売しました。 pic.twitter.com/5p0adnpjlr
— キッチンDIVE 24時間営業中 (@divemamuru) September 30, 2020
食材のストックを抱える上で一番注意すべきなのは、やはり消費期限。しかし期限内に240キロものキムチを全て使い切るのは、本場・韓国の人々でもかなり厳しいのではないだろうか。
そこで同店の店主は、キムチ1キロのパックを500円(税別)で販売することを発表。ツイッター上では多数のユーザーから「買いに行きます!」「このキムチはエグすぎる…。頑張ってください!」といったエールが送られていた。
ちなみにこちらのキムチをAmazonのページで確認してみたところ値段は約2,000円で、同店が完全に利益を度外視していることがうかがえる。また「送料のほうが高くつく恐れもある」という考えから、店頭のみでの販売を決行していた。
しらべぇ編集部が取材を行なったのが30日の20時ごろのことであったが、その時点で既に30キロ分のキムチに買い手がついていたというから驚きである。
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■奇跡に奇跡が重なりあう
この分なら数日あればキムチは完売できそうだな…と胸を撫で下ろしたしらべぇ編集部の下に、その後とんでもない続報が飛び込んでくる。
売り切れました(((o(*゚▽゚*)o)))
皆様御協力ありがとうございます😆 https://t.co/psryMjn1Xo— キッチンDIVE 24時間営業中 (@divemamuru) September 30, 2020
なんとインタビューからわずか3時間の後に、早くも240キロのキムチが完売してしまったというのだ。「お得意様や、縁のある飲食店さまが買ってくださって、本当に皆様には感謝しています」とも店主は語っていたが、この圧倒的なスピード感はまさに「亀戸の奇跡」と呼ぶにふさわしいだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)