国民的女優・石原さとみが結婚へ 弁護士から見た理想の夫婦とは
レイ法律事務所の弁護士・坂口采香先生のコラムがスタート! 初回は石原さとみの結婚報道にちなみ、理想の夫婦像を弁護士の観点から教えてくれました。
■実際にはこんなケースも…
Aさん(女性)は、旦那さんとの間にお子さんがいましたが、ずっと一人で子育てをしてきました。旦那さんは、仕事や友人関係で忙しく、家庭に全く関心を持ってくれていませんでした。Aさんは、初めての子育てで悩むこともありましたが、旦那さんが忙しいことを知っていたので、相談もできずにずっと我慢して、一人で抱え込んでしまっていました。ところがある日、プツッと糸が切れたように「もう離婚したい」と思うようになったそうです。
また、Bさん(男性)は、専業主婦である奥さんの浪費癖に悩んでいました。旦那さんは将来のことも考えて貯金もしつつ暮らそうとしていたのに、奥さんがブランドバッグを買っていたり、旦那さんに黙って高い食事に行ったりしていました。Bさんとしては「この状況がもっと続くのであれば、一緒に生活していくのは難しいのではないか」と考えてしまったそうです。
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■夫婦仲悪化の原因には共通点が
これらの不仲の原因を見ると、ほぼ皆さまに共通するのが「日ごろから夫婦間での会話が少ない」ということです。あとは、せっかく会話ができても「相手の言い分を受け入れない」ために、話す気すらなくなってしまうケースも。
「そんなの分かってるよ!」「できてるよ!」という方もいるかもしれませんが、じつは、不仲の原因として突きつけたときに初めて気がつく方も多いんです。