ぺこぱ・松陰寺太勇、不遇を嘆く吉本芸人にモノ申す 「腐っても吉本ですよ」
10年以上の下積みを経てようやくブレイクしたぺこぱ・松陰寺。不遇を嘆く吉本芸人に対し、珍しくモノを申す場面が…
24日放送の『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)に出演したぺこぱ・松陰寺太勇が、不遇を嘆く吉本芸人に対し、珍しく声を荒らげて物申す場面があった。
■プチブレイク中の「大宮よしもと」
この日、番組には「お笑い第7世代」に匹敵するする人気という、大宮ラクーンよしもと劇場で人気を博す芸人たちが登場した。
実力派が次々生まれるという「大宮よしもと」の面々だが、筆頭格のすゑひろがりずは「インドカレー屋でネタをさせられた」「楽屋と舞台の壁が薄すぎて喋っちゃいけないんです」など、その環境は劣悪だと主張。
しかし、松陰寺はこれらの不遇アピールに対し、「あのね! 大宮ひどい劇場だって言ってましたけど、僕らみたいなホントの都内の地下芸人なんて、舞台に穴開いてて、『ハイどうもー』って出てったら捻挫するんですよ?」と、優しいツッコミからは珍しく声を荒らげていく。
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■大手は腐っても大手?
インドカレー屋でネタをしたというエピソードに対しても、松陰寺は「インド人の前でネタやらされたって言ってましたけど、こっちはお客さん居ないから、急きょ芸人同士のネタ見せ」と、自身の下積み時代のほうが厳しい環境だったと反論。
さらに、「吉本さんの劇場、腐っても吉本ですよ! すばらしい(環境)」と、専用劇場でライブを行う吉本の芸人は恵まれていると指摘していった。
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■客もスタッフも親戚だったことが
すゑひろがりずは大宮よしもとの過酷な仕事をさらに明かしたが、松陰寺はこれにも反論。今度は相方・シュウペイを持ち出し、「僕ら、シュウペイの親戚の前でライブやったことありますから」と、スタジオも苦笑いで吹き出す告白する。
シュウペイが「ライブができる場所がないから、お母さんが道の駅でライブ会場用意してくれて。そしたらスタッフさんが全員僕の親戚のおじさんだった」と笑いを誘うと、松陰寺はさらに「客席も全員親戚ですよ!?」と当時の状況を補足していった。
大手の不遇と本当の不遇では、その度合いが異なるようだ。
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(文/しらべぇ編集部・玉山諒太)