ファミリーマート、話題の“優等生”食パンにマッチする悪魔的アレンジ3選
ファミマが新発売した完全無欠の「食パン」。 「君のような優等生すぎるパンは嫌いだよ…!」…しらべぇ記者はおじさんの本気を出した。
■次なるファミマ食材は…
次鋒は、ファミマのサラダチキン。当初は塩辛だ、キムチだとおじさんくさい酒肴を乗せることを考えていたが、ちょっと今風な食材も使わないとさすがに読者に嫌われてしまいそう…という、良心がちょっとだけ出てしまった。
まず食パンの上にマヨネーズで四角いリングを描き、中央に生卵を落とす。
そして、そのマヨネーズのリングの上に、4人の筋骨隆々なルチャドール(メキシコ流のレスラー)をイメージしたサラダチキンを載せる。
サラダチキンは手でちぎってもいいが、ここでは包丁で薄くスライスしよう。そしておなじみヤマダ電機で買ったトースターで焼き上げる。これも調理自体は非常に簡単。素材を乗っけてただ焼くだけだ。
焼き上がりはとっても香ばしく、成功した感がすごく強い。仕上げにパセリをかけて完成だ。サラダチキンがカリッと焼き上がっており、卵も適度に火が通っており半熟状態に仕上がっている。
口に運ぶと、パンのカリカリ感とチキンがよく合う。さらに卵とマヨネーズのクリーミーさが一体化しており、パンの味を邪魔していない。ファミマにある食材を使い短時間でここまで進化させることができるとは感激モノだ。
とはいえ、そもそもサラダチキンだけでも十二分に美味しいので、調理の巧みさはあまり関係ない気もしてきた。点数は85点。手軽さを評価した。
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■最後は完全に悪魔化
さて最後は完全に悪魔化を狙う。ダークサイドに落とすのにふさわしい料理を考えた時、美味しいけどハイカロリーと、ネットのレシピサイトなどで話題になった「悪魔のおにぎり」を思い出した。
揚げ玉(天かす)を具材に、めんつゆで味付けしたオイリーで和風なアレだ。きっと優等生な食パンだったらこれにも合うはず…早速調理をスタート。
揚げ玉はファミマで売っていなかったので、仕方なくファミマ縛りを解消しセブン-イレブンで購入。
「悪魔のおにぎり」はローソンの大ヒットおにぎりでもあるので、今回のトライは三大コンビニの味と頭脳が詰め込まれた一品ともいえる。
揚げ玉大さじ2に、マヨネーズ大さじ1、めんつゆ小さじ1を加えミックス。それをパンにぺたぺた塗る。水分が多いので少々焼き上がりが心配になるが、パンが普段より分厚いため、めんつゆとマヨネーズの汁気を吸い込んでくれる。ここが、このパンでよかったというポイントかも。
焼く前の状態は、正直全く美味しそうではない。どう考えてもカリカリ感が出なさそうなのだ。しかし例の格安トースターがチーンとベルを鳴らすと、その心配は無用だったと気づく。
表面は揚げ玉とマヨネーズ、さらにめんつゆが適度に焦げ、まるで焼きおにぎりのように醤油と出汁の良い香りが漂っている。
パンをカットしてみると、絶妙にじんわりとパンがエキスを吸い取っており、フレンチトーストのようだ。焦げも絶妙。これは食欲を誘う。
食べてみると、甘辛さに香ばしさがプラス。中はもっちもち、外はカリッカリな食パンの特徴が十二分に活かされており、一口食べるとどんどん次の一口が食べたくなる魔性の美味しさが潜んでいた。個人的には間違いなく100点。悪魔のおにぎりでは青のりを入れるが、青のりなくても十分香りが良く風味も抜群だった。
さて、そんないかにも男っぽい食材、調理法で仕上げた今回の「究極のしっとりもっちり食パン」。シンプルにバターだけでも良いし、コンビニで売っている食材を駆使し、カロリーを無視した様々なアレンジメニューにも相性が良いことがわかった。
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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤)