歯科医院前に『鬼滅の八重歯』が出現 「無限歯痛地獄」だけは陥ってはいけない
日常生活の中で、数々のパロディを見かけることも珍しくない『鬼滅の刃』だが、中には製作者のセンスが光る逸品も…。
■今明かされる「無限歯痛地獄編」の謎
今回事情を教えてくれたのは、看板のイラストを描いているという担当者。
こちらの歯科医院は2階に位置するため、どうしても通行人からは気付かれにくい。「何とか気付いてもらいたい…」という思いで、4年ほど前からパロディイラストの看板を設置し始め、約ひと月のスパンでイラストを更新しているとのこと。11月は「鬼滅の八重歯」の月となったそうだ。
「無限歯痛地獄編」というパワーワードは予想通り、現在公開中の『鬼滅』の劇場アニメ『無限列車編』というタイトルをパロッていたことが判明したが、当初は「無限虫歯地獄」にするか否かで院長と真剣に協議した模様。
念のため、「こちらの歯医者の治療は地獄のように痛いのですか…?」と恐る恐る訊ねてみたところ、「地獄というほどではないですが…多少は痛いと思います(笑)」と、好感が持てる正直な回答が返ってきた。
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■過去の力作も素晴らしい!
看板の裏側を見ると、アニメ『トムとジェリー』に登場するネズミのジェリーを模したと思われるキャラのイラストが。今年の干支に因んだイラストで、どうしてもパロディネタが浮かばなかった月は、こちらの面を表にして使用しているのだとか。
ちなみに同歯科医院の公式サイトでは、過去のイラストがチェック可能となっており、個人的には『ゲゲゲの鬼太郎』をパロッた「歯科場の歯太郎先生」に、「入れ歯のおやじ」なる強烈なキャラクターが登場していたのがツボであった。
また『ゴルゴ13』のパロと思われるイラストでは、「依頼先」や「報酬」が明記されているという原作リスペクトぶりが高ポイント。
少しでも歯が痛む…と不安を抱えている人は、無限歯痛地獄に陥る前に、御成門歯科へ通ってみてはいかがだろうか。
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)