小池百合子都知事、20日間でのコロナ封じ込め目指す 「だらだらやってると…」
小池百合子東京都知事が、都内飲食店などに要請した時短営業について詳しく語った。
東京都の小池百合子知事が27日、東京都庁で行われた定例記者会見に出席。
新型コロナウイルスの感染を防ぐため、この日から12月17日までの間、飲食店などに時短営業を要請することについて「20日間で(コロナを)抑えていきたい」と気を吐いた。
■新規感染者数のワーストを更新
この日、新たに570人の感染者が確認された東京都。この数値は過去最悪であり、重症者数も1人増え61人となった。
その状況を打破しようと、打たれたのが飲食店などの時短営業要請。営業を午後10時までとするもので、その要請に応じた事業者には一律40万円の協力金が支払われるというものだ。
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■新たな時短営業は10時まで
時短営業は4月11日にも出されており、当初は午前5時から午後8時までの時短(しかも酒提供は午後7時まで)という厳しいものだったことは記憶に新しい。
小池知事は「前回の時は午後8時までの営業で、7時がラストオーダー。利用者も事業者側も『かなりきつかった』という声が上がっていた」と打ち明けつつ、その際の声を活かし、10時までというルールにしたことを明かした。