すぐ落ち込む自分を変えたい 10代女性の7割が「鋼のメンタル」に憧れ
鋼のメンタルを持つ人を、うらやましいと思うこともあるだろう。しかし、弱い一面も重要だとの声も。
■歳を取ると強くなり
男女ともに、年代が上がるほどに割合が減っているのも印象的だ。
「若い頃は繊細で、ちょっとしたことで落ち込むことも多かった。しかし歳を重ねるにつれて、小さなことを気にしなくなってきた。社会に揉まれて、強くなったのだと思う」(40代・女性)
「『鋼のメンタル』とまではいかないけれど、精神的に強くなってきている。部下も多くいる立場なので、自分が些細なことでうろたえるわけにはいかない」(50代・男性)
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■他人の気持ちに鈍感
メンタルが弱いことを、プラスにとらえている人もいる。
「メンタルが強い人は、他人の気持ちに鈍感なことも多い。弱いところがあるからこそ人に寄り添えると思うので、無理に自分を変える必要はない」(30代・女性)
人間的な成長には、落ち込むことも大切だと考えている人も。
「仕事でもプライベートでも、反省することが重要になる。精神的に落ち込んだときこそ、成長できるチャンスだと思いたい」(30代・男性)
無理に鋼のメンタルを目指さずに、自分らしさを大切にしていきたいものである。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国10代~60代の男女1,733名 (有効回答数)