立体駐車場の柵に乗用車が突っ込む事故発生 危機一髪の瞬間を消防などに直撃
川越市・百貨店の立体駐車場の柵を突き破った乗用車。緊迫した事故現場の様子とは…
10日午後1時過ぎに、埼玉県川越市の立体駐車場の柵に乗用車が突っ込み、転落しそうな危機一髪の状況に陥った。しらべぇ取材班は、その瞬間の様子を消防等に直撃した。
■現場では救出劇が…
川越地区消防局によると、午後1時18分頃に目撃者から「埼玉県川越市新富町2丁目の丸広百貨店立体駐車場から、車が落ちそうになっている」との119番通報が入った。
偶然に遭遇やば pic.twitter.com/rw1VsRl6fR
— なぎさ (@nagiorange) December 10, 2020
現場には、救助工作車等の消防車両5台と救急車1台が出動し、中に閉じ込められた高齢運転者の救助にあたった。その後無事救出に成功し、運転者にけがはなかった。
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■多くの従業員が現場で誘導作業中
現場周辺は、一時騒然とし、SNS上にも「大丈夫か」といった心配の声が多数あがった。「よく見ると、電線に引っかかって止まっている」との様子や「巻き添えが出なくて良かった」との安堵の声も。
丸広百貨店によると、午後3時現在、多くの従業員が客の誘導などにあたっているとのことだ。
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■基本に立ち返り、適度な緊張感で
警視庁によると、2019年度の交通事故発生件数は3万467件で、事故全体の高齢運転者の割合は、約18%。高齢運転者の人的要因をみると、脇見や考えごとをしていたことなどによる、発見の遅れが83.4%と最も多くなっている。また、操作上の誤りは7.4%と第3位だ。
高齢者には個人差はあるが、①注意力や集中力が低下している②瞬間的な判断力が低下している③過去の経験にとらわれる傾向といった特徴があるという。「基本に立ち返り、正しいルールと技能を再確認し、適度な緊張感を持って運転することが大切」と警視庁は訴えている。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)