新庄剛志氏、プロ野球界復帰断念をファンに報告　期日までにオファーなく

元プロ野球選手の新庄剛志氏が、13日昼に自身のインスタグラムを更新。合同トライアウトに参加した結果オファーがなく、プロ復帰を断念することを正式に表明した。

■プロ復帰をめざした1年

新庄氏は昨年11月、プロ野球界への復帰をめざし、2020年の合同トライアウトを受けると宣言。以降、トレーニングに励む様子を頻繁に公開し、メディアでも注目を集めていた。

今月7日にはいよいよ本番を迎え、新庄氏は現役最後に属していた北海道日本ハムファイターズのユニフォームを着てトライアウトに参加。タイムリーヒットを打つなど結果を残し、あとはオファーを待つだけとなった。

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■オファーなしも完全燃焼

しかし、その後どの球団からもオファーはなく、13日にはついに交渉の期限切れを迎える。すると、新庄氏はインスタグラムを更新し、「1%の可能性を信じてやって来たが、今日0%になりただただ悔しいし情けない、身の程を知りました！」と、プロ復帰が断たれたことを正式に報告した。

残念な結果には終わったが、新庄氏は「応援してくれた皆んな、サポートしてくれた皆んなに申し訳ない！　しかしいくつになっても挑戦した自分に悔いはなし！　みんなも挑戦する楽しさをわかってほしいなぁ！」と、前向きにコメント。

最後も「 短い1年だったけど応援してくれた皆さん有難うございます感謝します」と結び、清々しい胸の内を明かしている。

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■ファンからは感動が殺到

プロ復帰とはならなかったものの、懸命にチャレンジする姿は、多くの人の胸を打った模様。

コメント欄には、「新庄さんの挑戦する大切さ心に響きました」「何年経っても背中を見せて努力をする姿勢は本当に素晴らしいです」「暗いニュースばかりの中、みんなに夢を与えてくれてこの1年間すごく楽しく過ごせました」など、ファンから感動の声が多数寄せられている。

復帰は夢と終わってしまったが、持ち前のキャラクターで、今後も明るい話題を提供してくれることに期待したい。

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（文／しらべぇ編集部・玉山諒太）