「日産リーフの充電口が凍結で開かない」と話題 原因と対策を本社に聞いた
電気自動車リーフの冬の思わぬトラブルが話題に。その解決策とは…
2030年代半ばの「脱ガソリン車」への議論がスタートする中、環境省は30年までに調達する公用車をすべて電気自動車(EV)や、プラグインハイブリッド車、燃料電池車にし、ハイブリッド車は禁止する方針を打ち出した。
そんな中、電気自動車「日産リーフ」の思わぬトラブルが話題を呼んでいる。
■発売10周年を迎え進化したリーフ
「日産リーフ」は、発売開始から10周年を迎え、今月3日にはグローバル累計販売台数が50万台に達した。
2019年1月には、バッテリー密度を増やし、容量を40kWhから62kWhへ増加した「日産リーフe+」を投入。その航続距離は、約40%アップの458km(WLTCモード)を実現してみせた。
現在は、日本、アメリカ及びイギリスの工場で生産され、世界59の国や地域で販売されている。また国内の充電設備は約3万300基、急速充電器は7,800基となり、ガソリンスタンドの3万70基(2018年度)を超えた。
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■肝心の充電口が凍結して開かない
そんな中、SNS上では「雪が降った日に、フロント部分にあるリーフの充電口が凍結して開かない」と話題になっている。これはなぜなのか。
日産本社広報部は、しらべぇの取材に対して「水分が、充電ポート内上部からポートキャップのロック部分に流れ込むことがある。その状態で気温が下がると凍結し、充電ポートキャップが開かない場合がある」と述べた。