元日必着の年賀状、投函は明日までに 郵便局員の思わぬジレンマに注目集まる
新年の挨拶といえば「年賀状」が基本だが、郵便局員の思わぬ苦労にも注目したい。
■最も正確に表記すべき箇所
まず、馬渕さんのツイートに書かれていたような「宛先が分かりにくい表記」を避けるために注意すべき点を聞いてみる。
これに対しては「仕分けの際に郵便番号を使用しているため、郵便番号は正確にご記載頂くようお願いします」という回答が。局員たちにとって「郵便番号」はかなり重要な存在であり、「住所と合わせてこちらの7桁の番号はしっかり表記してほしい」と強調していた。
また「確実に元旦にお届けするため、12月25日までの差し出しにご協力頂きますようお願いします」と、この時期ならではのアドバイスも。
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■「郵便局員」としての矜恃がカッコよすぎる
前述の馬渕さんのツイートにも「小さいお子様に年賀状を書いて頂くのは大変嬉しい」という気持ちが綴られていたが、こちらは日本郵便全体としての思いでもあるようだ。
広報担当も「小さなお子様から年賀状を差し出していただけるのはありがたいことですので、はっきり大きな字で書いていただければしっかりお届けします」と力強く断言。
人から人へ「ものを届ける」という社会にとってなくてはならない、大切な仕事に従事する人間としての、確かな矜恃をみせてくれた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)