初詣の形がコロナで激変 知っておくべき有名寺社「幸先詣」の注意点
2021年の初詣が大きく変化し、年内に参拝する「幸先詣」が増加。各寺社の状況は…
■通常通り行事を行う寺社
三重・伊勢神宮では、新型コロナウイルス感染症防止のため、「神酒の授与」「甘酒の授与」「湯茶の接待」といった新年の行事を取り止めとした。三が日の参拝自体は可能である。
愛知・熱田神宮では、各施設の入り口に体表温計測用サーマルカメラを設置。その他にも、各所に消毒液の設置、おみくじ筒、絵馬記入用のサインペン等は随時消毒を行うなど、感染症予防を徹底する。
京都・伏見稲荷大社に関しては通常通り、正月三が日も参拝可能。今後の行事についても、現時点では密を作らないように人数制限を行い、開催する予定だ。
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■初参りの期間延長も…
広島・厳島神社では、新型コロナウイルス感染防止のため、平和や豊作を願う正月の祝賀芸能「御松囃神能」は中止となった。その他、参拝入り口をはじめ、各所にアルコール消毒液を配置。
また職員でコロナ問わず体調不良者が出た場合は、即自宅待機とするなど受け入れ側の稼働ルールも徹底した上で、一般客を受け入れる
島根・出雲大社は、12月31日の大晦日から1月1日の元旦の混雑が予想される時間帯も参拝可能。マスク着用と、人との間隔を確保することを呼びかけていた。
福岡・太宰府天満宮では、参拝客の健康と安全を考慮し、21年3月末までの期間を「初参り」とした。また、正月の神縁品(縁起物)を12月1日から3月末までとしており、授与の期間を延長することで対応する。
このように日本各地の寺社は、コロナ禍でも安心して参拝できるような取り組みを行っている。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)