RIZIN初代アンバサダー・くるみ 「試合前の煽りVTRにも注目してほしい」
アンバサダーとして行った朝倉未来選手のインタビューでは、他の記者から未来選手のNG質問をするように頼まれ…
■格闘技に対して熱くなりすぎてしまい…
―――くるみさんと遥希先生の美技の共演、ありがとうございました。ところで、くるみさんがここまで総合格闘技に魅せられるようになったのは、何がきっかけなんですか?
くるみ:2017年に観たRIZINがきっかけです。埼玉スーパーアリーナのような大きな会場で行われる試合が衝撃的で、煽りの映像も面白くて、完全にハマりました。
―――当時から、試合の感想やレポートを個人的にSNSにアップされていましたよね。それは気持ちが溢れて、発信せずにはいられなくなったから?
くるみ:そうですね。格闘技が好きな方は本当に熱い人が多くて、ツイッターでもやり合いになるくらいなんです。私も熱くなりすぎてしまうので、最近は(個人的な感想やレポートのアップは)控えるようにしています(笑)。
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■公式アンバサダー就任は直談判で実現
―――その気持ちが溢れた勢いそのまま、といった風に、RIZINを運営するドリームファクトリーワールドワイドの榊原信行CEOに直談判して、初代アンバサダー就任が決まったと伺いました。
くるみ:はい。榊原さんとは以前お仕事でご一緒させていただいたことがあったのですが、私のRIZINへの思いをわかってくださって、アンバサダーという形で関わらせていただくことになりました。
―――アンバサダーとして、試合前後の選手インタビューも担当されるようになりましたよね。いつも和やかな空気というわけももちろんなく、大変そうだなと…。
くるみ:海外の選手の中には、試合前すごくピリピリしている方もいて。減量でご飯も食べられていないので、そりゃそうですよね。
一日中同じような質問もされているだろうし、何を話すのかにも気を遣います。私は好きな漫画の話とか、日本の食べ物の話をまず聞くようにして、その後、本当に聞いておくべき質問をするようにしています。
そうすることで、雰囲気もマイルドになるような気がします。誰でも同じ質問が続くのはいやになってしまいますよね(笑)。
言わば、(試合前は)人間の極限の状態。それどころじゃない。ピリピリした返答が返ってきても、そういうものだ、と思います。