国立公園である雲仙岳山頂・御神体脇で登山者がたき火 怒り爆発の関係者を直撃
二年連続の悪質行為に対して非難轟々。そのあきれた実態とは…
■過去には山頂付近で火災も
昨年の4月には大分県竹田市の立中山(たっちゅうさん)(標高1464メートル)の山頂付近で、周辺の草木など約1万平方メートルを焼く火災が発生。福岡県久留米市の会社員が持ち込んだ調理用ガスバーナーが草木に燃え移ったとみられている。
当時首藤勝次市長は、「国立公園の山に火気を持ち込ませない法整備を国に求めるなど、再発防止策に取り組みたい」とコメントしていた。
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■指定場所以外でのたき火を禁止
今回の普賢岳の2年連続の悪質行為に対して、ネット上では「国や警察が厳しく取り締まるべき」との声があがっている。なお、故意または悪意をもって建造物や自然保護区等に火を放つと放火罪に問われる。
また雲仙天草国立公園を管理する環境省・九州地方環境事務所は、花や植物の持ち帰り、歩行中のたばこ、ゴミ捨て、指定場所以外でのたき火を禁止している。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)