まるで和菓子そっくり「手作りキャラ」が話題 実演販売も行う職人の想いを直撃
「かわいすぎて食べられない」との声があがるほど、和菓子そっくり。職人が込めた想いとは…
「minne(ミンネ)」や「Creema(クリーマ)」等に代表されるハンドメイド市場が、コロナ禍での巣ごもり需要もあり、着実に勢いを伸ばしてきている。
従来のフリマサイトとは異なり、手作りに価値を見出すユーザーと、自作のアイテムを売り出したい作り手とのニーズが合致し、その手軽さも相まって身近な市場になりつつあるハンドメイド市場。そんな中、和菓子そっくりの「手作りキャラクター」が話題を呼んでいる。
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■樹脂粘土で手作り
札幌を中心に活動中の甘味処さんは、ハンドメイド職人歴15年で樹脂粘土を使ってキャラクター等を作り上げる。最初は洋菓子やオムライスなどの食品サンプルのような手作り製品を作り、イベントで販売を行っていた。
約3年前イベントに行く際に交通事故にあい、商品が入っている荷物が持てない状態になってしまったという。しかし、イベントに穴をあけるわけにはいかず、そこでひらめいたのが実演販売だったという。
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■交通事故がキッカケで実演販売
通常では事前に作った在庫を大量に持ち込みイベントで並べていた。しかし交通事故後のイベントではお客さんのリクエストを聞きながら、商品を作り上げた。そこでの「ライブ感」に大いに魅力を感じた甘味処さんは、その後実演販売に大きくかじを切った。
今日登場したモルカーの練り切り作りました、驚き顔可愛いです pic.twitter.com/faY6c7D56O
— 甘味処⛩10/26.27 ハラペコリンコ(物販・ワーク) (@qrou) January 12, 2021
和菓子のような商品を作り始めたのもこの頃で、イベントにたまたま来場した和菓子職人からは「和菓子とまったく同じ作りかたですね」との感想が寄せられたという。SNS上では「かわいすぎて食べられない」といった、和菓子と信じ込んでいるコメントも。