河野太郎大臣、ワクチン接種時期に関する報道に苦言 「デタラメだぞ」
新型コロナウイルスの一般人のワクチン接種時期をめぐる報道に、河野太郎大臣がツイッターと苦言
新型コロナウイルスのワクチン接種を円滑に進めるため、各省庁との調整役を担う大臣に任命された、河野太郎行政改革担当相が、一般人のワクチン接種時期に関する報道について「デタラメだ」とツイッターで苦言を呈した。
■報道に「デタラメだぞ」
河野大臣は19日夜、自身のツイッターにて「一般へのワクチン接種5月想定と政府関係者」という報道記事を引用し、「いや、ワクチン担当になって昨日の今日で、まだ想定していない」と明言。
さらに翌20日朝には、「うあー、NHK、勝手にワクチン接種のスケジュールを作らないでくれ。デタラメだぞ」と、ワクチンへの期待が高まるばかりに相次ぐ誤報に苦言を呈した。
うあー、NHK、勝手にワクチン接種のスケジュールを作らないでくれ。デタラメだぞ。
— 河野太郎 (@konotarogomame) January 19, 2021
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■多くのユーザーが拡散中
河野大臣の一連のツイートは多くのユーザーによって拡散されており、「ひどいなあ。担当大臣に『デタラメ』と言われる大誤報」「報道が自由すぎる」という怒りの声が相次いでいる他、「え、報道信じてたのに」「何を信じて行動すればいいの…」と戸惑う声も目立つ。
また、「『政府関係者』こういうのあてになんないですね」「誰からの情報なのよ」と、報道機関にデタラメな情報を漏らした“政府関係者”への批判の声も見受けられる。
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■SNSでの発信力にも注目
ワクチン担当相に任命された河野大臣は、政界屈指のツイッタラーとして、多くのSNSユーザーから支持を集める。20日朝の時点でフォロワー数は215万9千人超。
大臣が自らSNSで誤報に言及するなど、今後もSNSでの発言が注目される。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)