ローソンの『辛辛魚』 カップ麺から消えた具材も入り店の温もりを感じる…
今年も『辛辛魚』の季節がやってきたッ!! ローソンのチルド麺タイプを、ファン歴10年の編集部員が正直にレビュー
■麺はもっちり、うどんに近い?
麺は、平打ち太麺でかなりもっちりとした食感。スープのとろみと相まって、中華麺というよりうどんに近い印象を受けてしまった。
また、温めたら底のほうからすくって一度麺をほぐさないと、底のほうの麺がくっつき塊のようになってしまうので、少々見栄えは悪いが、温めたらすぐ豪快に全体を混ぜ合わせたほうが良いだろう。
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■いつしかカップ麺から消えた「のり」
そして……ファン歴約10年の編集部員が最も感激したポイントは、別添で「焼きのり」が付いてくること。辛辛魚は、カップ麺にもかつては「焼きのり」が付いてきたのだが、いつしか姿を消してしまった。
濃厚な旨辛スープと焼きのりの相性は抜群で、辛辛魚と出会ったことで、焼きのりのおいしさに気づくことができたほど。何気ないようで、これは本当に尊い…。
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■カップ麺派も1度は食べてほしい
総評すると、あくまで編集部員の個人的な感想ではあるが、カップ麺のほうがしっかりと辛味があり、麺もカップ麺のほうがおいしいと感じてしまった。
ただ、このご時世でお店に足を運ぶことができない辛辛魚ファンは決して少なくないはず。チャーシューにゆで卵、焼のりやねぎが添えられ、どんぶり型のカップからは、どこか“お店の温かさ”を感じることができた。
「そんなに辛くないのか…」と侮らず、カップ麺から好きになったという方も、ぜひ一度は味わってみてほしいと思う。そして、麺処井の庄は店舗でのテイクアウトや公式通販も実施中なので、ぜひとも食べて応援してほしい。
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(文/しらべぇ編集部・越野 真由香)