森喜朗会長の謝罪会見 杉村太蔵氏「久しぶりにすごいの見ました」
世界からも批判の声が上がっている自身の発言について、森喜朗会長が謝罪。しかし、会見の内容には厳しい声が相次いでいる
4日、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が、「女性蔑視」とも取れる自身の発言について、都内で謝罪会見を行なった。
会見の模様は『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)などでも中継され、番組に出演していた政治評論家の杉村太蔵氏は「久しぶりにすごいものを見た」と苦言を呈している。
■発言を謝罪も退任はせず
会見の冒頭にて、森会長は自身の発言について「オリンピック・パラリンピックの精神に反する不適切な表現であった」とし、「発言を致しました件につきましては撤回をしたい。不愉快な思いをされた方にはお詫びを申し上げたい」と謝罪した。
しかし、辞任の意向はなく、質疑応答の場面では記者の質問に対し「面白おかしくしたいから聞いているんだろ」と逆質問をする場面も。
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■「久しぶりにすごいの見ました」
森会長の会見を見て、杉村氏は「久しぶりにすごいの見ましたね」とつぶやき、「私たち日本人が真剣に考えなきゃいけないのは、この映像が、いま世界に配信されたってことです」とコメント。
続けて「場合によっては女性アスリートのみならず、男性アスリートもボイコットする動きが出てきてもおかしくないと思います」とも苦言を呈した。
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■ネットでも厳しい声相次ぐ
森会長の会見内容を受けて、インターネット上では“逆ギレ会見”などという指摘も相次ぎ、4日午後には様々な関連ワードがトレンド入り。
また、会見の中で森会長が女性記者に対して「(マスクをしていると)声が聞こえない」とし、マスクを外して喋るよう要求する場面も見られ、この部分についても厳しい声が目立っている。
番組司会の宮根誠司も、森会長が御年83歳であることに触れ「マスクされると聞こえないんでって仰って、それもしょうがないんだけども、マスクを取ることのリスクもないこともない」とコメントした。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)