薬丸裕英、森会長の謝罪会見に呆れ 「なんのためにやったんですかね…」
オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の謝罪会見。薬丸裕英は呆れ顔
タレントの薬丸裕英が4日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)に出演。東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会・森喜朗会長の謝罪会見に苦言を呈した。
■森会長が失言
森会長は3日、日本オリンピック委員会(JOC)の女性理事を4割以上にする方針に対して、「女性理事を選ぶというのは、日本は文科省がうるさく言うんですよね。だけど、女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかります」と発言。
“女性蔑視”とも受け取れるこの発言は海外メディアでも報じられ、批判の声が相次いだ。
これを受け森会長は4日に謝罪会見を行ない、「オリンピック・パラリンピックの精神に反する不適切な表現であったと、このように認識を致しております。そのために、まず深く反省をしております」とし、「発言を致しました件につきましては撤回をしたい。それから、不愉快をされた皆様にはお詫びを申し上げたい」と謝罪した。
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■記者の質問に食い気味で回答
冒頭で謝罪した森会長だが、会見が進むにつれて雰囲気が一転。記者から質問が飛ぶと、「僕はね、マスクをされるとよく言葉が聞き取れない。なんと言われましたか」と語り、マスクを外すよう促したり、質問の最中に食い気味に回答をする場面も。
また、女性理事の登用について世界にはどう説明するか聞かれると、「いわゆる政府から来ているガバナンスに対しては、数字のところにこだわると、なかなか運営が難しくなることもありますよという、そういう中で私の知っている理事会の話をちょっと引用して、ああいう発言になった」と説明した。