東京・渋谷で頻発する「迷惑行為」に地元商店が憤慨 「外国人観光客より酷い」
緊急事態宣言下の東京・渋谷。取材帰りの記者が、駅に向かおうとすると…
緊急事態宣言が3月7日まで延長。
不要不急の外出自粛要請により、街はひっそり静まり返っているかと思いきや、ここ東京・渋谷は違った。
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■緊急事態宣言はどこに…
「建国記念の日」(11日・祝日)に日付が変わろうとしていた10日22時、渋谷マークシティ付近の飲食店街には多くの若者、サラリーマンが集まっていた。
東京都が飲食店などに時短営業を要請していることもあり、大半の店は20時に暖簾を下ろしていたが、ごく一部のお店は20時以降も営業を続けている。
路上にいる人たちのお目当てはそんな遅くまでやっている飲食店。店の前には10人近い行列が形成されており、あるラーメン店の前にはマスクをしたサラリーマンが会話もなく静かに並んでいたが、ある居酒屋の前には喫煙しながら雑談する人々と、その光景は様々である。
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■歩きスマホならぬ“歩き酒”
道玄坂方面から駅に向かって歩いてきた若者グループは、缶ビールやチューハイ片手に“歩き酒”のまま談笑中。ファッションビル「SHIBUYA109」手前の路地裏に座り込み、喫煙、飲酒とやりたい放題だった。
さらに周辺を見渡すと、お店の看板を持ったガールズバーの若い女性をマスクもせずにナンパする酔いどれサラリーマン。平時はよく見かける様子も、緊急事態宣言下ではよりカオスに見える。