「いきなりステーキ」期間限定の新業態が話題 現場で判明した注意点も
いきなりステーキ初となるキッチンカーが2日間限定で東京・錦糸町に登場。記者は現地に急行した!
■ネットでは好評
今回の取り組み、ネットではおおむね好評だ。
突然現れたいきステの店舗に、「本当の意味でいきなりステーキかも」「いろいろ試行錯誤してんだな」といった声に加え、実際に現地に行ったファンから「最高かよ!」「キッチンカーが出てて、なんと一ノ瀬社長自ら呼び込みをやられてた。凄いな」という声も上がっている。
いきなりステーキを運営する、ペッパーフードサービスによれば「販売場所は順次拡大予定。医療従事者の方々をはじめとした新型コロナウイルス感染防止にご尽力されている皆様にもお届けしたいと考え、病院や施設駐車場などにも出店計画を進めております」とのことだ。
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■実店舗と違う注意点
最後に、キッチンカーならではの注意点を。
まず、リピーターだったら誰もが知っている「肉マイレージ」(食べた肉量のカウント)が一切貯まらない。これをモチベーションに食べ続けてきたファンも多く、これはちょっと残念だ。
それに伴い、肉マイレージを一定量貯めると来店ごとに無料で飲める「黒烏龍茶」もここでは有料(200円)。
「なんだ200円程度」と思うことなかれ、黒烏龍茶「無料権」(1本)はいきステリピーターが最初に与えられる特典で、これまで肉を食い続けてきた努力の賜物なのである。神社でいえばいわば“手水舎”のようなもの。これで喉元を清めてこそステーキがウマく食えるのだ。
ちょっと残念ではあるが、実店舗で食べるよりはだいぶリーズナブルに楽しめる「いきなり!キッチンカー」。今後の展開にも注目していきたい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤)