山本彩、『その女、ジルバ』は「漠然とした不安を取っ払ってくれる」
話題沸騰中の池脇千鶴主演ドラマ『その女、ジルバ』。主題歌を歌う山本彩が制作秘話やドラマの魅力を語った。
■「年齢って関係ない!」
―――ドラマ主題歌を担当すると聞いたときの気持ちを教えてください。
山本:嬉しいと思う気持ちと同時に、主人公が40歳の女性で、登場人物の平均年齢も高いということもあり、私が釣り合う楽曲が書けるのかという不安はありました。
しかし台本を読み、作品に触れさせていただく中でその心配はなくなって。「年齢って関係ない!」と思いながら、楽しく制作させていただきました。
―――制作において工夫した点を教えてください。
山本:今までの私の楽曲はロック調が多かったのですが、今回はブラスアレンジを取り入れています。
一番盛り上がるサビの部分は、ホーン等の管楽器に負けないようにどう歌うかにこだわって、レコーディングの時も厚みや響きを大事にしながら歌いました。
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■魅力は個性的な登場人物
―――このドラマの面白さ、魅力はどのようなところにあると思いますか?
山本:主人公の新(池脇)が持っている少女のようなひたむきさや、新が周りの人と関わり続けていくうちにどんどん輝いていく姿を見て前向きになれる作品だなと思います。
他の登場人物の方も、個性的なキャラクターの方ばかり。ストーリーのハッピーな部分とシリアスな部分の調和が完璧だと思います。
私は今28歳ですが、年齢に関係なく漠然とした不安は誰もが持っていると思います。ドラマの中で「女は40歳から、50歳から、60歳から!」というセリフが飛び交っていますが、皆さん生き生きとされていて、エネルギッシュな力を感じるので、漠然とした不安を取っ払っていただけるような気持ちになります。