ファミマ新登場のチーズつくね串「勝手にアレンジ選手権」 優勝の行方は…
コンビニグルメを追求するしらべぇ編集部。23日に登場した「チーズつくね串」が今回のターゲットだ。
■美味しくする一手間はコレだ
今回はこの「チーズつくね串」をさらに美味しく食べる方法を紹介したい。
まずこの串は、冷えるとチーズの風味が弱ってしまい、魅力が半減してしまう。レンチンも良いが、おすすめなのはオーブントースターで表面をこんがり仕上げること。
「焼き尽くせ!」と叫ぶやいなやトースターがチーン! と号砲。見るからにウマそうで、まるで焼き鳥専門店のつくねのように香ばしく、表面カリッ中身はふっくらな味にレベルアップすることができた。
続いて調味料を加えて味変にもチャレンジされたし。今回は実験としてS&Bの人気調味料チューブである「もみじおろし」「梅肉」「きざみねぎ塩」「きざみ青じそ」「柚子こしょう」の5本、さらにこの前九州取材の際にお土産として購入した「赤とうがらしのゆずこしょう」を塗ってみる。
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■6番勝負の結果は…
先鋒「もみじおろし」は、適度に辛みが増すが、大根おろしの水々しさがつくね表面のクリスピーな食感を邪魔している感じがありイマイチだ。香ばしさ命の串に、中途半端な水々しさは不要のようである。
次鋒「梅肉」。あっさりした味わいのつくねに「梅属性」が追加された感が出て、非常にマッチした。チーズの風味がやや負けてしまうが、塩辛さと酸味がさらに食欲を増す結果になった。これはいい。
中堅は「きざみねぎ塩」。これは一番合うと思って期待していたが、全然合わなかった。チューブの味が強すぎて、つくねの味が死んでしまった。もっとあっさりしたねぎ塩だったら合っていたのかも…残念。
副将は「きざみ青じそ」。さすが青じそ、一気に口当たりがさっぱりし、鶏肉との相性の良さを痛感する。ただちょっとこのチューブは甘みがあるため、塩辛さがボケる印象。もう一歩といった感じに終わった。
大将は「柚子こしょう」。これは文句なく美味しい。スパイシーさと共にパンチがさらに増し、それぞれの風味が生きている。普通に店で出てくるレベルといっていい。これが一番オススメかも。
最後に特別枠の「赤とうがらしのゆずこしょう」。ゆずの香り、強い辛味がすごく合う。チーズの風味も適度に残っており、後味のまろやかさが最高。サワー系のアルコールで一気に胃袋に流し込みたくなる。
と、かなり記者好みの味に偏った結果にも思えるが、シンプルで奥深い味だからこそ、別のテイストも見事に受け入れてくれるのだ。ぜひ串1本目はそのまま味わっていただき、2本目はそんな味変にもトライしてみてほしい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤)