尾身茂会長、「人民の敵」と呼ばれた過去明かす 『ヤバイ偉人』で話題に
『日本を救うヤバイ偉人』では尾身茂会長が自身の過去を明かし、視聴者のあいだで話題になっている。
1日の新特番『近未来創世記 日本を救うヤバイ偉人』(日本テレビ系)に、新型コロナウイルスと闘う偉人として尾身茂会長が出演。明かされた過去が、ネット上で話題になっている。
■「人民の敵」と言われ…
新型コロナウイルス感染症対策分科会の会長である尾身氏。日頃ニュースなどで観る姿から、感染症研究一本で歩んできたと考える視聴者も多かったようだが、実際そうではなかった。
高校3年生のとき、アメリカに交換留学をしたという尾身氏は、自身が「(脳内に)カラー写真で記憶に残ってる」と表現するほど華やかな生活が楽しく、将来は「外交官になりたい」と考えたそう。
しかし当時は、学生運動の時代。帰国後「外交官になりたい」という思いを口に出したところ、その職が国家公務員であることから「権力の犬」「人民の敵」とまで言われてしまったのだ。そこから現在のように、医学の道に進むことになったという。
関連記事:Peel the Apple、デビュー最初の表題曲MV公開 センターは浅原凜
■「激動の時代を生きてきた」
硬派なイメージの尾身氏だけに「華やかだから外国官になりたい」という動機は、視聴者にとって意外だったらしく「イメージ違う。なんだか急に親近感湧いた」「会長にもやはり青春があったんですね」といったコメントが。
一方で、「人民の敵…すごい言われようですね」「激動の時代を生きてきたわけだ」と驚きの声も。さらにここから、現在の地位に至るまでも波乱万丈だった…。