首都圏の緊急事態宣言、21日で解除へ 先行解除の自治体は「何が変わった」のか聞いた

緊急事態宣言解除後に新型コロナ新規感染者数急上昇が判明。各自治体の方針とは…

2021/03/18 16:15



■解除後は新規感染者上昇傾向

この栃木県、福岡県、大阪府の緊急事態宣言解除後の新規感染者の推移は、グラフのように同じ傾向が見られる。

新型コロナウイルス・栃木県

栃木県の場合、緊急事態宣言解除直後の2月8日から14日までの新規感染者は、前週比73.6%。その後、最高で前週比161.6%まで上昇している。


関連記事:政府が8日より緊急事態宣言を発出 ネットでは内容を疑問視する声も

■福岡は新規感染者急上昇

福岡県は、解除後の3月8日からの週は前週比126.8%と、グラフでみると急上昇していることがわかる。

新型コロナウイルス・福岡県

2月末に解除の大阪府も、3月1日からの週は前週比110.3%となり、感染再拡大の状況が続いている。

新型コロナウイルス・大阪府


関連記事:杉村太蔵、緊急事態宣言解除に理解 橋本マナミは反論も楽観貫く

■変異株感染拡大への懸念

緊急事態宣言解除予定の1都3県は、これから本格的なお花見シーズンを迎える。また、昨年は入学式を中止した首都圏の大学が、今年は実施を表明しているところが多い。

新型コロナウイルス変異株の感染拡大も懸念されるため、引き続き可能な限りの対策が必要といえるだろう。

・合わせて読みたい→杉村太蔵、緊急事態宣言解除に理解 橋本マナミは反論も楽観貫く

(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

東京都大阪府栃木県新型コロナウイルス緊急事態宣言不要不急緊急事態宣言解除変異株
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング