満員電車に乗るなら「必ず守ってほしいこと」 新社会人への注意喚起も
首都圏の凄まじい通勤ラッシュを初めて経験する人へ。先輩たちからの「お願い」が話題に。
4月1日から新年度が始まり、同日朝には、インターネット上で「満員電車」「今日から新社会人」といったワードがトレンド入り。
その中で、首都圏の凄まじい通勤ラッシュを初めて体験する人々へ向けて、「安全のためにこれは守ってほしい」と注意を促すような投稿が相次いだ。
■「ドア付近に立たず奥までつめて」
1日に“新社会人へのお願い”としてツイッター上に投稿された電車内マナーの中でも、とくに目立ったのが「乗車したらドア付近で立ち止まらず、奥までつめてほしい」というもの。
「満員電車の通勤電車に乗る新人さんへ。入り口付近に立ち止まらないでください」「満員電車に乗ったらただひたすら車内奥に詰めてほしい」「ドア付近に立つと、自分も苦しいが、他の先輩達の大迷惑になることを忘れないでほしい。降りられなくなる心配はしなくていい。ちゃんと通してくれる。これマジだからね」と、多くの先輩たちが呼びかけていた。
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■過去の調査では4割以上の人が…
ちなみに、しらべぇ編集部が2015年に全国の20代~60代の男女1,371名を対象に実施した意識調査においても、全体で40.9%もの人が「電車やバスで奥につめない人にイラついたことがある」と回答している。
「電車やバス」といっても地域や利用する時間帯などによって混雑レベルには大きな差があり、調査対象を例えば「毎日電車で通勤している人」などに絞れば、この数字も変わってきそうだ。
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■注意すべきことは他にも…
この他にも、首都圏で通勤電車を利用する際に気をつけるべきことはたくさんある。
新社会人へのアドバイスツイートの中には「リュック・バッグは前にやれ!!」「満員電車ではバッグは前に背負うか床か網棚に起きましょう。人がたくさん降りる駅では一度降りてもう一度乗り直しましょう」といったものも。
ストレスフルな通勤電車、少しでも安全に過ごすことができるよう、一人ひとりが心がけていきたい。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)
対象:全国20代~60代の男女1371名