尾木ママ、コロナ禍の教育制度に物申す 「政策見直しを」「オリパラどころじゃない」
コロナ変異ウイルスが出現した今、国民頼みではなく政策主導の対策が必要だとする持論を展開した。
10日、「尾木ママ」の愛称で親しまれている教育評論家の尾木直樹氏が自身の公式ブログを更新し、コロナウイルス対策への持論を展開した。
■失敗から学ぶ心
この日、尾木ママは「失敗から学ぶ心」と題してブログを更新。
「人は間違い犯すものです」と語り始めた尾木ママは、わからないことだらけの未知のウイルスに直面している今、「海外から学び、自分帯の失敗を分析して学び、軌道修正しながら」ウイルスに打ち勝たなければならないのだと訴える。
続けて、「ワクチンを外国頼みにしたのは基本的に間違い」「治療薬の開発や治験に政府がリードしないのも間違い」「政府に厳しい意見する専門家を外したのも根本的間違い」と、政府の方針を厳しく批判。
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■学ぶ環境も柔軟に
変異株が脅威を増している今、「私たち国民頼みじゃなくて、“政策”見直ししないとどうしようもないです」「オリパラどころじゃないし、国民の生活が成り立ちません」と、自粛を促すだけではなく、政府主導の対策が必要だと強く求めた。
続けて、「子供たちの心が持ちません」と子供たちの生活へも言及する。この状況に合わせた学校の環境整備が必須だという尾木ママ。「オンラインか登校か、選択的システムは当たり前」と、それぞれが学ぶ環境を柔軟に選べるシステム構築の重要性を強調した。