東京都、11日のコロナ新規感染者は421人 「まん防」適用を前に2月初旬の状態に
7日間移動平均は468.0人。対前週比はついに120.1％と感染拡大がさらに進んでいることがわかる。
東京都福祉保健局が発表した11日15時時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数（速報値）は、421人となった。重症者数は前日から2人増加して39人、65歳以上の新規感染者数は2人減少して46人だった。
■前週比66人増で2月初旬に逆戻り
2021年以降の日曜日の推移を見てみると、最も少なかったのは3月7日の237人。そこから一貫して増え続け、先週からは66人増に。2月初旬の水準まで逆戻りしている。
なお、前日と比較すると149人減少となった。
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■移動平均は470人に迫る
直近7日間の移動平均は468.0人と5日連続で400人台を突破。対前週比では120.1%と3日続けて上昇した。なお、32日連続で100％を上回ったことになる。
また、年代別では、20代が138人、30代が78人、40代が61人と続く。男女別では男性233人に対して女性は188人。参考となる3日前（4月8日）のPCR検査実施件数は、8,233件と発表されている。東京都の累計感染者数は125,978人となった。
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■まん防が解決になるか
東京都の一部には12日からまん延防止等重点措置が適用されるが、都内の繁華街などには「駆け込み」とも受け取れる大混雑も見られる。
都内の新規感染者数は前回の緊急事態宣言を発令して1ヶ月後くらいの水準に戻ってしまったわけだが、今回の「まん防」がその解決になるのか、目が離せない。
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（文／しらべぇ編集部・タカハシマコト）
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