横浜市立小学校の理科実験で5人が救急搬送 消防と教委から詳細を聞いた
コロナ禍で、マスクをつけたまま実験を行ったことによる可能性も。
■駆けつけたドクターが判断
その中に「頭が痛い」と訴えた児童がいたために、養護教諭は119番通報が必要と判断。駆けつけた救急隊には、ドクターがおり、そのドクターが9人のうち5人を救急搬送させた。
搬送されなかった児童は、医師の許可のもと、保護者とともに自宅に帰宅した。
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■マスクでの実験による影響か
中等症と判断され病院に搬送された児童1名は、頭痛と気持ちの悪さを訴えているという。残りの4人の児童も病院で経過観察中だ。横浜市教育委員会の担当者は、「警察や消防の現場検証では、危険物質は検知されなかった」と話す。
また、「当時の様子を学校から報告を受けたが、実験に問題はなかった」と語る。実験当時児童はマスクをつけていたため、「あくまで推定になるが、それが影響した可能性もある」と述べた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)