土屋太鳳、『るろ剣』の前に海外映画が決まるも幻に 「心の火が…」
土屋太鳳が『るろうに剣心』最新作の公開初日に改めて思いを綴った。幻となった海外作品についても触れている。
女優・土屋太鳳が23日、自身のインスタグラムを更新。本日23日公開の映画『るろうに剣心 最終章 The final』への思いを綴るとともに、幻となった海外映画についても明かしている。
■写真集を持って現場へ
『るろ剣』シリーズで巻町操を演じる土屋は、劇中の衣装を着た写真を投稿。
「『るろうに剣心』というシリーズがどんなに私の女優としての時間の中で支えになって、誇りになってきたか」と記し、「心が折れそうな時期は、実際に映画『るろうに剣心』の写真集を自分で買って、現場に持って行きました」と心の支えにしてきたことを明かした。
さらに、「10年前、高校生のとき、衝撃を受けたシリーズの最終章の中に、自分がいる。本当に奇跡だなと思います。出会ってくれた操に、ありがとうしかないです」と感慨深げに。
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■オーディションに合格するも…
体育大学で舞踊学を学び、アクションやダンスを得意とする土屋だが、「自分が特技だと思うことや、自分がやりたいと思うことを、お仕事の中で実際に取り組む機会に出会えることは、本当に少ないなと思います」。
2014年公開の映画第2作『るろうに剣心 京都大火編』から同シリーズに出演しているが、「じつはその少し前に、ある大好きな海外のアクション映画のオーディションに合格していたのですが、その作品は自然災害をきっかけにつくられないまま幻となりました」と打ち明けた。
「今でも、『もしあの作品が実現していたら』と思うことがありますが、その当時はもっともっともっと、すごく悲しくて、悔しくて、残念で」と振り返り、「燃えていた心の火が消えてしまいそうなときに出会ったのが谷垣健治さんであり、操でした」と、『るろ剣』シリーズのアクション監督の名前を挙げて感謝を捧げた。
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■「涙が出ました」
最後は、「今回のアクションで、私はその当時の自分の想いも含めて表現しました」と今作にかける思いに触れ、「主演の佐藤健さんはじめキャストの方々もスタッフさんがたも尊敬する方々や大好きな方々ばかり。私を見つけてくださった恩人、大友啓史監督による『るろうに剣心』の世界を、ぜひぜひぜひ、受け取ってください」と結んだ。
土屋の熱い思いに、ファンからは「太鳳さんの夢の結節点なのですね」「アクション女優としての太鳳ちゃんの原点ですね」「作品に対する想いが伝わってきて涙が出ました」と多数のコメントが寄せられている。
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(文/しらべぇ編集部・しばたけろこ)