コロナ禍で「未病」を知っておく意味とは スマート脳ドックを受けたら思わぬ精密検査に
「脳ドック」という言葉を聞いたことがある人は少なくないかもしれないが、シンプルな仕組みにすることで2万円以下の価格を実現したクリニックを体験取材。
■MRIで10分ほどの検査
では実際の脳ドックは、どのような流れなのだろうか。まず体からピアスや時計、ネックレスなどを含めたあらゆる金属製品を取り外す。検査に用いられるMRI(磁気共鳴画像)は強力な磁場を発生させる装置なので、金属製品が事故のもとになりうるためだ。
ベッドに横になって巨大なドーナツのような機械の中に頭を入れられ、ウワンウワン、ゴンゴンと不思議な騒音を聞きながら10分ほどじっとしていると、検査は終了。この日は心臓・肺のCTもセットになっていたので、そちらも受診して体験取材は以上だった。
なおスマート脳ドックの通常料金は19,250円(消費税込)となっている。
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■検査結果はスマホに届く
スマート脳ドックの結果は、申し込み時に登録したアカウントでスマートフォンもしくはパソコンでも確認することが可能。検査からおよそ1週間後に検査結果が届いた。最近、運動が習慣化したとはいえ、脳白質病変も少なくない世代。気になる結果は…
脳ドックは「異常所見なし」。ホッとひと安心しただけでなく、「現段階では問題がなかった」ということを知っておくことは今後の健康管理にも意味があると思われる。
画像ビューアー機能を使えば、自分の脳の断面図をスライドショーで見ることも可能だ。