コロナ禍で「未病」を知っておく意味とは スマート脳ドックを受けたら思わぬ精密検査に
「脳ドック」という言葉を聞いたことがある人は少なくないかもしれないが、シンプルな仕組みにすることで2万円以下の価格を実現したクリニックを体験取材。
■胸部CTの結果は…
と、ここまでは順調だったのだが、脳ドックと合わせて受診した肺・心臓CTの検査結果を開いたところ…
えっ…「精密検査が必要」!? 「縦隔腫瘍」? 聞いたことがない。
どうやら、画像で緑の丸印がついたところに腫瘍があるらしい。両方の肺の間、甲状腺や胸腺があるエリアのことを縦隔(じゅうかく)というのだそう。しばしば「芸能人がテレビの医療番組で検査を受けて一命を取りとめた」といったケースがあるが、もしかしてそういう系…?
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■異常があった場合は保険診療
そこで、新宿クリニックに連絡して、前回はCTだった胸部のMRIを撮影してもらうことに。スマート脳ドックは通常の人間ドックと同じく自由診療だが、異常が見つかった場合は保険診療となるので費用面でも安心だ。
あらためて撮影したMRI画像を見た心臓血管内科の先生は、「形状から見ておそらく良性だろう」とのことだが、読影を専門とする医師と意見を集約した上で、1週間ほど後にまた検査結果が送られてくるという。