話題のコンカフェ「ティアラ」 あまりに卑劣すぎる“店荒らし”で休店へ

宇都宮で新たなコンセプトカフェが完成し、客を喜ばせていたが、ある日卑劣な「店荒らし」の被害に遭ってしまった。

2021/05/13 05:15



■「補修のための費用は…」

ティアラ
(写真提供:ティアラ)

これまでメイドカフェ、コンセプトカフェが狙われた犯罪はあったものの、どれも窃盗や強盗、痴漢であり、店舗運営に障害を与えるだけの犯罪というのは過去聞いたことがない。

ティアラのコンセプトは姫とお城。客は王子様という設定になり、その世界に浸りながらドリンクや会話を楽しむ。その世界をつくるために内装は最も個性が光る部分であり、予算がかかる部分でもあった。

「保険会社を入れていたので、補修のための費用はどうにか賄えることになりました。しかし、この時期に営業ができないのは痛い。2~3週間は稼働できず、まずは店内の清掃と再整備に時間を費やしています」(同店オーナー)。


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■取引先からの応援も

常連客や、内装会社からは支援の声も上がっている。

「内装は特別に格安で再度仕上げていただくことになり、家電メーカーさんも再度新たな機材を提供してくれることに。本当にうれしい限り。感謝しかありません。一方で、こんな卑劣な行為に出た犯人は許せない。どんな不満や思いがあってやったかは知らないが、うちのお店に恨みがないとこんな行動には移さないはず。問題があったのだったら、こういうやり方ではなく話し合いの方法もある」と、あくまで毅然とした態度を貫くオーナー。

同店は警察へ被害届を提出しており、一日も早い解決、そしてお店の再開に向けて進み始めた。

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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤

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