組事務所をイメージした「任侠カフェ」が話題 人気の秘訣を直撃
近所の人からは「あやしそうなので、きてみた」といった声も寄せられている。
任侠(にんきょう)とは、義理を重んじ、困っていたり苦しんでいたりする人を見ると放っておけずに、彼らを助けるために体を張る自己犠牲的精神や人の性質を指す。今月10日には、名古屋市中川区に「任侠カフェ」がオープンし大きな話題を呼んでいる。
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■クラウドファンディングを活用
店主の俺太郎さんは、2018年7月から活動を開始したバーチャルYouTuber懲役太郎の運営者。バーチャル刑務所に服役中という設定もあり、YouTube上では刑務所や組事務所などについても話題にしている。
そのため、実際の組事務所をイメージした「任侠カフェ」を開店することを決意し、資金をクラウドファンディングで募集。当初の目標額は500万円だったが、実際には約980万円集まった。
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■客がコスプレで演じる
今月始めのプレオープンを経て、10日の本格オープンからはSNSなどで大反響となっている。
本日の任侠カフェは大盛況でした!
※全員お客様 pic.twitter.com/eCw3QZwOP9— 懲役太郎 (@choueki_tarou) May 16, 2021
この店のコンセプトは、客が組員、若頭、組長を演じること。そのため、コスプレをした客で連日にぎわっている。店員は「若い衆扱い」のため、ノリのいい客は「ご苦労」など組長になりきっているという。