BBQやり逃げ問題で警察出動 管理者は「主催者呼び出し始末書を書かせる」
「主催者代表から、当日大雨になったため、そのままにして逃げたとの連絡がはいった」と管理者。
つい先日は、帯広市の公園駐車場でバーベーキューのやり逃げが発生。林の中にわざわざ使った炭を捨てていったことに対しても、「悪質極まりない」と管理者が憤っていた。今度は埼玉県内で同様の事案が発生し、埼玉県警が不法投棄として捜査に動いた。
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■呆然とした目撃者
先月30日午後3時頃に、埼玉県川越市・八瀬大橋高架下河川敷の変わり果てた姿をみた、投稿者のしもしもさん。「非常にショックを受けて呆然とした」と話す。
入間川閉鎖になるんじゃね!? pic.twitter.com/p5AltMkvio
— しもしも (@stdxxsEDYRwfr9j) May 31, 2021
ここでバーベーキューをやっていた団体は大人数で行っており、その様子をSNS上に投稿。ゴミが散乱した背景をバックに、ピースサインで撮影した様子が、ツイッターで拡散されている。
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■憤る管理者
この場所を管理する埼玉県川越県土整備事務所は、しらべぇ編集部の取材に対して「主催者代表から、当日大雨になったため、そのままにして逃げたとの連絡がはいった」と話す。捜査に動いた埼玉県警にも、代表者から「業者に片付けさせる」との連絡が。
しかし、31日は業者を手配できずにそのままの状態で、散らかったまま。そのため、この場所を普段利用するボランティアの人たちが片付けに参加。1日に業者が大きいものを持ち帰り、ボランティアが片付けたものを整備事務所が回収した。
整備事務所管理担当は、「逃げる状態になる前にゴミをまとめるぐらいはできたはず。河川敷でやるなら天気予報も事前に確認するべきで、主催者を呼び出し、厳重注意の上、始末書を書かせる」と憤る。