結木滉星、『コールドゲーム』のイケメン長男役 「サイコパスな一面を感じる」
羽田美智子主演の『#コールドゲーム』に出演する結木滉星のインタビューが到着。役柄について語っている。
■やすの表情に思わず笑いが…
―――木村家について。祥子とは母親というより、同志のような感覚が強いのでしょうか?
結木:祥子さんについては、お母さんというより相棒のように接しているので、母親という感覚とは違います。大輝は「目的のためであれば」という冷酷な一面もありますが、結構、思いやりのある人間だとも思います。
―――思いやりの部分は、妹の陽菜にも向けられているように見えます。
結木:陽菜に関しては台本を読んでいくと、恋人のことを重ねて思っている部分があるような気がします。陽菜は生きる目的を見つけていない子で、大輝は元の世界で大切な人を亡くしている身なので、重なる部分はあると思います。
―――木村家の皆さんとの撮影エピソードはありますか?
結木:家族のシーンで、隆さんの表情や雰囲気がツボにハマってしまって、撮影がちょっと中断するぐらい笑ってしまったことがありました。隆さんは基本面白い人なので、ちょくちょく笑ってしまいそうなシーンが多そうですが、そこは今後も気をつけようと思っています(笑)。
―――たしかに、やすさんの「味」みたいなものが、隆さんからすでに醸し出されている様子です。
結木:そうなんです。やすさんが隆役にハマりすぎていて、カメラが回っていないときでも、隆さんにしか見えなくて(笑)。
―――陽菜役の久間田さんとも、仲良さげな雰囲気を感じます。
結木:撮影合間によく話しています。「どこで服買ったりしているの?」とか、たわいもない会話が多いですけれどもね。
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■羽田は「見習うべき方」
―――とても雰囲気のいい撮影現場ですが、どのように過ごされていますか?
結木:学校がロケ地なので、校庭を散歩して外の空気を吸ってリフレッシュしています。今はとてもいい陽気なので、長い休憩のときは木村家で寝ています(笑)。
木村家の4人でいるときは、羽田さんが心理テストをやってくれて、「好きな動物をまず言ってみて?」とか。そういうことをしながらみんなで楽しんでいます。
―――撮影現場のメイク室に、結木さんのカレンダーが飾られていますね。
結木:羽田さんに僕のカレンダーをプレゼントしたとき、「これいいね、貼ろう!」って、メイク室に飾ってくださったのはとても嬉しかったんですが、羽田さんだけが使う空間ならまだしも、みんなが行き来する部屋なので、少し恥ずかしいですね(笑)。
―――羽田さんが、結木さんのカレンダーと同じポーズをして、写真を撮っているのを偶然発見したのですが(笑)。
結木:本当ですか? それ、面白いです(笑)。羽田さんのおかげでいつも現場が明るくなりますし、とても気遣いをされる方だと思います。スタッフさん含め、どんな人にも平等に接していらっしゃって、本当に僕も見習うべき方だと思っています。