ズラリ並んだフェイクニュースに反響 「実現してほしい」と感極まる人々続出か
インターネット上でよく見かけるニュースの見出し。未来への希望を感じさせる内容が、注目を集めている。
■構想の切っ掛けがとてつもなく粋
クリエイターとしてインスタグラムを中心に活動中のパントビスコ氏は、7年間休まず、毎日3点ずつ作品を投稿しているという。
日頃からコロナ禍のモヤモヤした思いをイラスト作品として作成したり、ときにはテレビ番組に出演してコメントなども発しているが、ある日何気なく開いた「Yahoo!ニュース」を見て、パントビスコ氏に電流走る───。
「鬱屈したニュースばかりではなく、すべての見出しがハッピーなニュースならいいのにな…」と感じ、次の瞬間には「だったら架空のニュースを作っちゃおう!」と思い立ち、今回のオマージュ作品の製作に乗り出したのだ。
関連記事:狩野英孝、自身の再婚報道を全否定 「完全にフェイクニュースで…」
■クリエイターとしての思い
なお、作品に込めた自身の思いについては「この1年半、全人類が我慢を強いられています。具体的な終息の日時が見えているわけではないので、人類は『いつ終わるか分からない持久走』を強いられているように思えます」「そんな皆さんの溜飲を下げ、ほんの少しでも前向きな気持ちになってもらいたく、勢いで製作しました」とコメントしている。
件の見出しの中には「ハグをし合う様子 渋谷交差点」というタイトルも見られたのだが、こちらに対する反響のコメントが多かったとか。
作品への反響を受け、パントビスコ氏は「『ハグをしたい』というコメントの方が多かったように思えます」「きっと皆さん人肌恋しいというか…会いたい人がいて、そしてちゃんと『我慢を頑張っているんだな』と感じました」と、人々の現状に対する考察を語ってくれた。
・合わせて読みたい→賽銭箱に出現した「お金入れないで」 その誕生背景が素晴らしすぎると話題
(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)