河野太郎大臣が着用したマスクでも話題に 沖縄・「うらそえ織」製造元に聞いた
「大臣はいつも、そういうさり気ない気遣いを忘れずに大切にされてますよね」との声。
■着心地のよい豊かな布
丁寧に手びきした糸には、「まゆ糸」がもっているウェーブがそのまま残っているのが特徴。機械でひいた糸とは違い空気を含んでいるため、ふっくらとして良質の糸になり、着心地のよい豊かな布に仕上がる。
うらそえ織は、当時の市長の「浦添市に手仕事を残したい」との思いを受けて、2006年の織子育成事業からスタート。その後2度の組織変更を経て、「生活していくためのライフワークとして続けたい」と残った8名で2017年に「うらそえ織協同組合」を設立した。
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■新しい伝統を築きたい
親富祖代表理事は「沖縄の染め織りは、地域文化として古くから根付いてきた。その伝統の良さを知り、私たちなら何ができるのかを探求し続け、新しい伝統を築いていきたい。また、お客様が使うことで、豊かな歩みのキッカケとなるものをご提供したい」とその想いについて述べた。
組合のホームページ上では、マスクのほか、かりゆし、ネクタイ、名刺入れなどが通販で購入可能となっている。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)