漁港に約1トンのゴミ不法投棄で住民が怒り 捨てたゴミ放火の疑いも浮上
「現場は10年以上不法投棄のスポットになっている。出火場所には、油がまかれていた」と周辺住民。
■市内のあちこちで同じ現象
この現象は、市内のあちこちの漁港周辺などで起きているという。環境問題に取り組む「大津港 戦う人」は、大津港周辺のゴミ自主回収を定期的に実施。全国各地からボランティアも駆けつけてくれているそうだ。
大津港ゴミ拾いありがとうございました🙇💦他見から髭兄さんからの呼び掛けからきてくれた方、呟きをみてくださった方、大津町青年部の方、セブンイレブンオーナーさん、釣り侍さん、地元の方などありがとうございました😊👍 #大津港 #ゴミ #釣り #北茨城 pic.twitter.com/FadyqF1Sd2
— 大津港 戦う人💣 (@rSWXMBkFgxumONy) September 27, 2020
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■すぐにゴミがたまる悪循環
このような状態を行政はどう考えているのだろうか。北茨城市役所の担当者に、平潟港に1枚も注意喚起の看板が立っていないことについて問うと、「漁港の管轄はあくまで県。市民から今回要望が寄せられたので、設置する方向で進めている」と語った。
漁港を管理する茨城県水産振興課漁港グループは、取材に対して「各漁港にはグループがあり、定期的に清掃を行っているが、すぐにゴミがたまる悪循環となっている。県としても注意喚起の看板を今後設置する」と述べた。
しかし、周辺からは「平潟港については、ここ2年清掃する姿をみたことがない」といった指摘が。また、「茨城県の行政は何をするにも遅いし、やる気がみられない」といった厳しい声があがっている。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)