コアラのマーチを食べようとして… コロナ禍ならではの変化が「素晴らしい」と話題
ロッテの人気商品「コアラのマーチ」を食べようとしたユーザーの、とある発見ツイートが話題となっている。
■6体のニューコアラが参戦!
まず早速、同商品のイラストについて尋ねたところ「コアラのマーチは不定期ですが、新規絵柄を開発しております」という回答が。
2021年には前述の「マスクコアラ」「出前コアラ」「オンラインコアラ」のほか、「手洗いコアラ」「キャンプコアラ」「旅行コアラ」を含む計6種類のコアラが追加になったのだ。
「手洗いコアラ」も新型コロナウイルスの影響が色濃い現代を連想させるが、新たに追加となったコアラの誕生背景については「コロナ禍で様々な生活様式が大きく変化しましたので、『今』を捉えた話題性のある絵柄を開発しようと思いました」とのこと。
また「コアラの絵柄を通じて、お客様が少しでも笑顔になる機会や、コミュニケーションに繋がる話題になれればと思っております」とも語ってくれた。
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■コアラの世界も実力主義?
ちなみに気になるコアラのデザイン数だが、現行のコアラのマーチでは、全部で365種類のイラストが存在する。元々は全500種類のイラストが存在したのだが、2015年に開催された「絵柄総選挙」にて「365」という数値が固定されたのだ。
コアラのデザインは毎年1回ずつ入れ替えが行われているため、コアラの世界では「365」という枠を賭けた熾烈なイス取り合戦が繰り広げられていることになる。
現行の商品には封入されていないが、過去にも時世やその年の流行を加味した「ポケベルコアラ」「鹿児島篤姫コアラ」「うるうどしコアラ」といった個性豊かなイラストが登場している。
コアラのマーチは単なる「お菓子」の枠に止まらず、貴重な「文化財」としての側面も持ち合わせていると断言していいだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)