タリーズで渡されたレシート、何かがおかしい… 衝撃的メッセージに称賛相次ぐ
タリーズコーヒーで会計後、手渡されたレシート。そこにつづられていたインパクトあふれる内容が、大きな反響を呼んでいるのだ。
■試しに店舗でドリンクを買うと…
まずは話題のレシートを入手すべく、都内にあるタリーズ店舗を訪れて買い物をしたところ、レシートには「濃厚でほろ苦い、大人気ドリンク」「ショット追加もおすすめです♪」というメッセージが記されていたのだ。
ひょっとしたらスイカのドリンクを買うことが、例のレシートを手にするためのフラグ条件となっているのか…? と訝しんでしまったが、広報担当者に話を聞くと「レシート記載のメッセージは各店舗のマネージャーが考案しているため、店舗ごとに表記が異なっております」という、驚きの回答が返ってきた。
さらに話を掘り下げてみたところ、いわゆるメッセージ部分には元々「店舗情報」(住所・電話番号・営業時間等)を入れていたが、徐々に店舗情報以外の「新商品の紹介」などのアピール使用する店舗が増えてきたそう。
担当者からは「特に本部として指示をしているわけではなく、店舗が周辺店舗の好事例を参考に自主的に実施しています」「もちろん、基本のまま店舗情報をレシートに入れている店舗も多くあります」というコメントも見られた。
ちなみに話題の「スイカですわ!」レシートを発行しているのは、千葉県某所の店舗ということが判明している。
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■ノリノリすぎる千葉県タリーズ
続いてはこちらの店舗のマネージャー(以下、MG)に、話題のレシートに関する質問を投げかけてみることに。6月16日から発売となったドリンク「すいかスクイーズ100%」のアピールを兼ねたレシートのコメントは、発売前日の15日から記載が始まったそうだ。
ちなみに『ウマ娘』との関連性をストレートにぶつけてみたところ、やはりMGも同作をプレイしており、その影響で「ですわ」フレーズが頭に残っていたことが判明。
「SNSでアニメのフレーズなどを上手くモジっている画像を見て、自店舗でも何かできないものかと考え、印象的なフレーズであった『〜ですわ』を使用しました」と、インスピレーションの源泉について振り返っている。
なお「ですわ」路線に舵を切る決め手となった要因の一つには「MG自身が関西出身だった」という背景があったことも見逃せない。奇しくも「お嬢様だよ派」と「関西弁の人だよ派」それぞれの考察が綺麗に合致するという、とんでもない奇跡が生まれてしまったのだ。
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■他のレシートでもノリノリだった
ちなみに話題のツイート投稿主・トリナベさんに話を聞くと「(同店舗では)前々からユニークな内容を展開されていた」という回答が返ってきたため、現在「ですわ」レシートと並行して使用しているレシートをタリーズから共有してもらうことに。
そこには「エスプレッソシェイクにショットを追加してビターな大人の味わいに…」「気になりますね! なりますよね?」「そう、なるんですよ…!」と、やはり他店とは一線を画したテンションのメッセージが記されていた。
なお前述の新メニュー「すいかスクイーズ100%」は非常に人気が高く、午後に店舗を訪れたら、既に当日分が売り切れになっていた…というケースも珍しくない。展開されたシーズンごとに毎回根強いリピーターがつく同商品の魅力を、いち早く体感してみてほしい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)