陳列を少し崩すことで売り上げアップ? 老舗菓子店担当者にその秘訣を聞いた
「きっちり綺麗に商品を並べると店に緊張感が生まれてしまう」と担当者。
■敷居を低くするために
「昔からの伝統ある和菓子店のイメージが、敷居を高くしてしまっていることも気になっていた」という小野氏。そのため、店公式Twitterを2016年4月から開始。若い人にも興味を持ってもらえる投稿を心がけたという。今ではフォロワーが3.7万人と和菓子店Twitterとしては、脅威の数だ。
「以前は6ヶ月に1度バズればいいほうだったが、最近は3ヶ月程度の周期でバズるようになってきた。フォロワーさんに本当に感謝している」と語った。
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■中身が白い
ツイートした「大吟醸粕てら」は、蔵元の酒粕と卵の白身で作られているため、スポンジの色が白い。一般的なカステラは卵の黄身を使っているために、黄色。また、粕てらは低温で焼いているため、上の焦げ目がない。
フワフワ感、しっとりとしたフロマージュのような食感、開封したときの大吟醸酒特有のフールーティーな香りも楽しめる。一本1,620円(税込み)でホームページから通販で購入できる。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)