4度目の緊急事態宣言に… ある高校生の悲痛な叫びが反響呼ぶ
4度目の緊急事態宣言発出の方針が決定されるなか、軽音部に所属する高校生が悲痛の叫びをつづった。
新型コロナウイルスの感染拡大がつづき、4度目の緊急事態宣言発出が表明された東京都。批判が相次ぐ現状のなか、ある高校生の投稿がネット上で話題になっている。
■来月22日まで再度の宣言
期限は7月12日から8月22日までとされている緊急事態宣言。過去3度の宣言に対して政府のフィードバックがほとんどないこと、また同期間内に東京オリンピックが開催されることもあり、国民からは強い怒りの声が上がっている。
8日には、茨城県医師会の要請によって夏フェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL2021」の開催中止が発表されるなどし、「五輪は開催するのに?」などと、こちらも話題になっていた。
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■「そうですか。がっかりです」
政府等への批判の風が強く吹くなか、ネットニュースに掲載された宣言発出を決定する旨の記事に、ある高校生が書き込みを行った。
その内容とは、宣言の発出によって文化祭ができなくなるというもので、いわく「軽音部引退前最後のライブもなくなります」「ずっと後夜祭開催のため、ライブ開催のため交渉を重ね、コロナ対策を練った計画案が認められ、有観客は無理でも、最後の思い出に」と動いてきた矢先だったそう。
さらに「オリンピックは開催なんですね。宣言中なのに。僕たちの行事は無くなるのに。そうですか。がっかりです。悲しいです」とつづき、最後には「日本という国はここまで腐ってるんですか?」という怒りの言葉で締められる。
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■SNSでも同情の声相次ぐ
このコメントは、ネット上で話題になり、グッドマークで表現される「そう思う」が、約20万件以上も付くことに。2万件ほどは「そう思わない」が付けられているものの、大きな反響を呼んだ。
ツイッターなどでも、インフルエンサー含む多くのアカウントに取り上げられ、「読んでて苦しい」「あまりに悲しい現状」「一生に一度の機会を失うなんて」などと、同情や共感の声を集めている。
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(文/しらべぇ編集部・東水 壮太)